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2022/10/02 21:19



2012年から「将来を担う子どもたちのために」という想いで環境保全や自然体験に取り組んできた子供服のSAYEGUSAは、2014年、子供たちの自然・里山体験キャンププログラム「GREEN MAGIC」の開催地を探す過程で栄村の小滝集落の方々と出会いました。小滝は東日本大震災翌日の長野県北部地震の震源地です。7割の田んぼが壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、懸命に復旧活動に取り組み復興・発展を目指す人々の姿が、そこにはありました。


私たちは、小滝の人々の復興への熱い情熱、そして美味しい米づくりに対する真摯な姿勢に共感し「小滝米=コタキホワイト」の再ブランディングをスタート、客観的な目線で小滝の魅力を再整理し、洋風化した現代のライフスタイルに相応しいユニバーサルデザインのロゴや、お米をワインボトルに入れるパッケージを開発、今までにない発想でお米の提案をしてきました。被災を機に「300年後まで続く里山づくり」をヴィジョンとして掲げた里山の方々と共に、SAYEGUSAが出来ることをひとつひとつ積み重ね、お米の世界に新たな価値を創造していきたいと思います。

この価値の創造が、里山の復興・継承・発展の一助となり、さらには、主食でありながらお米離れが進む日本人の食文化が見直され、日本が誇る美味しいお米が海外でも評価されることに繋がっていけば何よりです。ご縁をいただいた13世帯の小滝の方々と共に始まった「小滝×銀座」のチャレンジは、300年後を見据えてこれからも続いていきます。


五穀豊穣に感謝し伊勢神宮へ奉納


毎年元気に米作りに取り組み、自然の恵みの恩恵で美味しいお米が収穫(五穀豊穣)できることへの感謝、そして小滝の方々と共に目指している里山の未来への想い(復興・継承・発展)を込めて、毎年「コタキホワイト」を伊勢神宮に奉納しています。




里山文化の継承を目指して


SAYEGUSAは震災からの復興の一助として「コタキホワイト」「コタキヌーボー」のボトル1本につき50 円を復興支援金として寄付してきました。震災から10年の節目となる2022年には、復興支援金から「里山創生応援金」にその役割を変え、優れたお米の産地であり、未来に繋ぐべき日本の原風景が残る里山「小滝」の更なる創生と里山文化の継承のため、寄付を継続していきたいと思います。



日本の原風景、そして自然と共生する知恵に溢れた里山は学びの宝庫

 

日本の原風景残る里山「小滝」には、豊かな風景や自然環境だけでなく、人と人の繋がり、自然の恵みを活かす稲作の技術、自然と共存・共生する生活の知恵、そして信越の雪深い里山ならではの固有の文化があります。都市部から消え失せてしまったこのような里山の環境は、コンクリートジャングルに住む子どもたちにとって、これからますます大切な学びの場になるとSAYEGUSAは考えています。


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